【ストックイラスト】売れないのには理由がある(原因と売れる対策3種)

ストックイラスト(方法)

(2021年6月23更新)

ストックイラストで、こんな素材は売れない

ストックイラストを数年続けてきた経験から、実際売れなかったり売れないと思われる素材の条件を記事にしてみました。

❶激戦の人気素材は多くの素材に埋もれて売れにくい

●上の私が描いた素材は1度もダウンロードされていません。

 

「桜の背景」や「桜のイラスト」などはホントに数多く登録されています。
定番の人気素材は数が多く飽和状態なので、かなり売れにくいです。

よく似た素材がたくさんあって、サイトのページを見ても何ページも似た素材が続いる。
自分の素材がその中にの10ページ目に出てきても選ばれる確率はかなり低いです。

私はデザイナーなので素材を選ぶ時もあります。
通常は時間に追われているので10ページも見ません。
最初の2〜3ページで決めてしまいます。

上の桜イラストも、もっとクオリティの高い素材が手前のページにたくさんあるから売れないのだと思います。桜のイラストがどうしても必要で選ぶ余地がないならクオリティが低くても売れるかも知れません。
●下の家族のイラストも同じように、ほとんど売れません。
普段あまり描かない人物のデジタルイラストに挑戦してみたのですが、多くのクリエイターさんが100点も200点も描いてる中でバリエーションも数種類、私は描くのに時間がかかる。
「かわいい人物」「家族」などはド定番の人気素材、超超激戦区です。
数年前ならいざしらず、ストックイラスト参入者も増えてくる中、とても太刀打ちできませんでした。
(一生懸命かいたのにな〜、でも楽しかったです)

《対策》他の素材とくらべて自分の素材が何が足りないか考える

ただ数が多くても必ず売れている素材は存在します。
その素材と比べて自分の作ったものは何が違うのか考えてみましょう。

方法としては・・・
自分で気に入った素材を真剣に選んでみるとわかりやすいかと思います。

なぜ選んだのか、よく似た他の素材はなぜ、選ばなかったのかを
真剣に考えてみてください。

● 質感(布や紙のような質感があり高級感がある)
● 線(やや強弱があり雰囲気がある)
● ポーズ(どの位置に置いても使いやすい)
● 色づかい(第一印象で美しい)余白のとり方(余白が程よく、文字を入れるだけでPOPができる)

など、いろいろあります。

そして、自分がそれ以上のものが作れそうか作りたいか考えてみましょう。
作れそうもないから別のものを描くのも選択肢だと思います。

 

群を抜いて美しい、使いやすいなら売れるかも

先程も触れましたが、私は仕事でイラストをダウンロードする立場でもあります。

素材をダウンロードするとき、いつも思うのですが
たくさんあるのに気に入ったのがない。

結局、同じクリエイターさんの作った素材を何度もダウンロードしたり
結局、何百、何千素材があっても、ほとんどは最初から候補に入ってなかったり。

なので、くじ引きのように運で選ぶものではないので、素材数だけで100%無理と思うことはないと思います。選ばれるだけの素材が作れるようになると激戦区でもダウンロードされます。

 

❷クセが気になる素材

イラストを選ぶとき、上手く描けていてもクセのある素材は避ける傾向にあります。

人物なら髪の毛の先が尖っていて気になる、鼻の形が気になる、あと輪郭線が強すぎるなど、いろいろありますが・・・

下のお雛様のイラストですが、かなり以前に描いたものですが、初回分は黒色輪郭が強すぎて怖い感じが気になっていました。
なので2020年に色を調整して登録し直しました。(前の色のも残したまま)

あるサイトでの結果が下の通りです。

●初回分2015年1月〜2021年8月現在 6ダウンロード】

●再登録【2020年2月〜2021年8月現在 8ダウンロード】

再登録した分のダウンロードが急激に伸びました。ダウンロード数は以前のものと2しか違いませんが、去年から今までの短い期間に8ダウンロードなので私にしては好成績です。

ストックイラストでの素材はデザインの一部として使うことが多いので
デザインと喧嘩しない、きれいに溶け込んでくれる素材がありがたいです。

《対策》自分が使いたいか考え、不要なクセはなくす
個性として魅力的ならOK

クセではなく、
さり気なく個性が光っている、味があると思えるものならむしろ積極的に使いたい素材ですが、そこが難しいところです。

私はサイトのランキングなどをよく参考にします。
常に上位をとっている素材は、イラストを見ているだけで作者がわかります。
それでいてパッケージ等に使われていてもデザイン全体を魅力的にしてくれています。

そういった条件を満たしているから売れているのだと思います。

売れているイラストの描き方を参考にして、どういったものが売れているか、なぜ魅力的なのかを考え、研究してみるのもよいと思います。

❸使うシーンがない素材

使うシーンがない(少ない)素材は、もちろん売れません。
ストックイラストの登録イラストは、ほとんど何かの広告物に素材として使われます。
アート作品とは全く違った立ち位置です。

《対策》使うシーンが少なくても必ずあるなら、そこを狙う(コア狙い)
場合によっては、ライバルなしで売れるかも


「すっ


「高麗人参」

これは私が描いてみて意外と売れてるな〜と思ったイラストです。
(アートとして部屋に飾らないですよね^^)

桜のように多くの人が使うわけではありませんが、すっぽんを扱う仕事(すっぽん料理のお店など)が存在する以上、広告物は存在します。イラストの需要もあるわけです。

そして、すっぽんのイラストがストックイラストにほとんどない状態なら、選ぶ余地がないので自分の描いたイラストがダウンロードされるというわけです。高麗人参もまた然りです。

いわゆるコア狙いで私のイラストの場合はそういったものがたまたま売れたのですが、それは人それぞれ違うと思います。それは、いろいろ描いてみて見つけていくのがよいと思います。

使うシーンはタッチによっても変わる

タッチによっても、売れるものは変わります。
私は筆タッチで力強いものが多いので「すっぽん」「高麗人参」が合っていたのだと思います。

なので、それに合いそうなものを考えて、
日頃多く描く和食以外に、沖縄料理を描いてみたり、あんこうの吊るし切りを描いてみたり・・・それは今の所、売れていませんが^^

1個や2個、描いても売れるのは難しい、というかむしろ当たり前なので、日頃から何を描くかを考えてメモしておいたりするといいと思います。

そうやって自分のタッチの合うモチーフを模索して、どんどん描いていくと、たまに売れ筋のものがみつかったりして楽しいですよ。

まとめ

こんな素材は売れないといっても、その傾向があるというだけで、正確に判断するのは難しいです。
今の所、売れていないだけ、という場合もあります。

考えすぎて何も描けなくなったり、描くことがいやになっては、もったいないと思います。

私は激戦区であっても、きれいな桜の花は何回描いても楽しいし、なので何度も描いています。ただ、「どうせ描くなら売れる方向に向けて描きましょう」ってことで、あれこれ考えて描いています。

私は楽しく描けないとクオリティも落ちる傾向があるのでそこは一番に考えます。

いろんな条件を考えながらも自分が一番良いパフォーマンスが出せる描き方で描いていくのがベストだと思います。

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