【ストックイラスト 】時短と継続できる方法

(2021年4月24日更新)

ストックイラストにおける時短と継続

クオリティを落とさない時短を考える

私はイラストを描くことに限らず

何をやっても遅いのですが

ストックイラストをやる上で時短は大切なので

私にできる範囲での時短をやっております。

ストックイラストは

フリーランスのイラストレーターの方が

仕事が空いている時にやったり

普通に別の仕事をしている方が多いと思います。

時間は足りないけど

クオリティは落としたくないし

イラストを描く楽しさは無くしたくないので

その範囲内ですが、こんな感じです。

 

»無料でフリーランスクリエイター向けのお仕事を紹介

■手描きイラストの場合

私は普段は手描きでイラストを描くのですが

一つ一つ描くと時間がかかるので

描くものの候補を文字でたくさん書き出しておく。
下絵をまとめて描き描いてる途中でついでに思いついたものも描く。
それをまとめてスキャニングして 大量に下絵のデータが ある状態これが日常です。

それをphotoshopで整えて色をつけるのですが

順番などはだいたいの計画は立てますが

描きたいものはその時によって変わるので

自分の気分も大事にしています。

その方がクオリティを落とさず描ける

からです。

 

【仕上げ/データ形式など】

jpegで登録する事が多いです。

オートトレースでベクターにすることも

ありますが

特に売れそうなイラストやセット売りだけです。

全部トレースするぞと

意気込んでいたころもあったのですが

作業に時間がかかって

新しいイラストがなかなか描けないので

止めることにしました。

作業だけの時間は楽しくないので。

 

 

■デジタルイラストの場合

時々描くデジタルイラストの場合です。

まずは渾身の基本イラストを描きます。

 

ちなみに私は不器用でマウスでデジタルイラストを描くのは得意ではないので道具にけっこう助けられてます。明らかにクオリティもスピードも変わりました。

 

そして短時間で多く描きたいため

一つ描いたら、流用できそうな似たものは描く。
 人物なら同じ人物の表情違いやポーズ違い。
意味のある色違い、 モノクロにする、2色にする。

などの点数を増やす工夫はしています。

 

ただ、この辺りはストックイラストをやる人は

みなさんとっくにやっているかも知れませんね。

 

既にまとまった数のイラストがある場合セットで販売をします。セットも同じ素材を使って何パターンか 作って点数を増やしています。

 

例えば、ビールのイラストを描いたら

●ビールのセット
(ジョッキ/ビン/グラス)

●お酒のセット
(ビール/ウィスキー/ワイン/チューハイ)

●夏の宴会セット
(ビール/おつまみ/夏っぽい料理/デザート)

こんな感じで

素材を一から作るよりは時短になります。

一つの素材を作ってもどのように

展開できるかは

常に考えておくと良いと思います。

 

■サイトに登録の時間

なんといっても短縮したいのが登録時間です。

 

ストックイラストは複数のサイトに

登録している人が大半だと思います。

1つのイラストがいくつかのサイトにあれば

ダウンロード数も増えるから当然といえば当然です。

私もどんどんサイト数を増やしていきました。

 

でも、登録に思ったより時間がかかる

ようになり

次のイラストがなかなか描けない

これがかなりストレスとなっていました。

登録方法を見直したりBridgeを使ったりして

タイムを測って時短を試したりしたのですが

一長一短あったりで、なかなか定着せず

気分屋の私には、

登録時間はストレスでしかないので

結局サイト数を絞りました。

売れていて登録のしやすい4サイトだけ残して

他は気分で登録。

 

もし、売り上げをシビアに計算した場合

これが良いのかは分かりませんが

私は楽しくないと継続できないので

今はこの形になっています。

少なくともストレスはだいぶ無くなったので

良かったと思っています。

 

でも、これは人それぞれ

登録を徹底的にマニュアル化して

多くのサイトに登録するのも

一つの方法だと思います。

 

ちなみに

Bridgeを使っていた時は

順番はこのような感じでした。

(jpegデータのみ有効)

  1. Bridge
  2. PIXTA(Bridgeの情報が反映)
  3. AdobeStock(Bridgeの情報が反映)
  4. imagemart(Bridgeの情報が反映)
  5. photolibrary(PIXTAよりコピペ)
  6. shutterstock(PIXTAより翻訳コピペ)
  7. iStock(shutterstockよりコピペ)

 

ただ、情報の反映やコピペも

そのまま使えない部分は

入力したりしていたと思います。

私の知識ではこのようになったのですが

もっと効率の良い方法があるかも知れません。

 

最初にBridgeで入力しても

PIXTAにアップしてからそのイラストが気に入らず

イラストを修正などしていて

またBridgeからスタートになることが多く

それが結構ストレスで

今はPIXTAスタートでそこからコピペです。
(PIXTAのタグ登録が使いやすいからです)

サイト数を絞ってその形に落ち着いたので

あとは、ヨーイドンで手を早く動かすのみ

にしています。

»画像素材【PIXTA】

時間の配分を考えたら起こったこと

ストックイラストを専業でやっている人は

ほとんどいないと思います。

みんな時間を工夫して捻り出している。

私自身も、自分の時間の無駄なところは省きました。

超インドアな私が制限したこととしては

 

  • テレビは見なくなりました。

  • YouTubeも制限しました。

  • マンガも滅多に読まない

  • ゲームはかなり前にやめました。

 

それじゃ楽しくないじゃんって思われそう。

でも、そうでもないんです。

 

会社の仕事とイラストで忙しくなると

テレビやYouTubeの中でも

どうでも良い内容のダラダラ見ていたものは

見たくなくなりました。

 

マンガやゲームも面白いし

時間ができたら再開したいけど

昔ほどは好きではなくなりました。

 

なぜなら、

それは作った世界だからです。 イラストを描いて売れたりするのは 現実の世界です。 その楽しさと厳しさを味わうと 作った世界が薄く感じられる ようになりました。

 

テレビもゲームも全く止めるとかではなく

特に好きな番組やゲームのシリーズは

残して止めていたのですが

結局、全く習慣がなりました。

ゲームは楽しいけど何も残らないし

ゲームに勝つより売り上げ伸ばしたい

みたいな気持ちになるようになりました。

 

もし、お金や時間に余裕ができたら

再開するかも知れませんが

今現状としては

その分、イラストを描く時間が

できるわけなので

これは思わぬ収穫でした。

 

継続について思うこと

ストックイラストは最初はなかなか売れなくて

その時期が辛くて継続できず

辞めてしまう人が多いと言われています。

 

私が数年間、続けてこれたのは

何よりイラスト描く事が好きという大前提がありましたが

 

そのほかには

ストックイラストの仕組み自体から 自分のお店を持って 何かを売っているような楽しさを 感じるようになったからです。

 

売れない時でも売れるためにあれこれ工夫して

試作したりアレンジしたり

内装を整えたり

売り上げを計算したり

自分の城を持つ感覚で

大変だけど、やりがいがあって楽しい!

みたいなマインドが

強くなっていった事があります。

 

いつも遊んでた時間に

機械のようにイラストを描く、登録をする

と思うと

モチベーションも上がらないけど

自分のお店を繁盛させる

みたいに考えたら

少しは違うのではないでしょうか。

 

 

【あと、小さなコツとしては】

少しだけでも始める

(2分でやめて良いことにして)

上手くいけば、もっとやりたくなって

結構、やってしまう。

これをコンスタントに続ける。

私は結構これで自分を騙して

働かせたりしてます。

 

まとめ

ストックイラストは

年々、新規参入者が増えて激戦になっています。

売れることが昔より

難しくなっていると思います。

 

それでも

新たに参入して売れてくる人も事実、存在します。

始めることに

お金はそれほどかからない

参入し易いお仕事なので

イラストが好きで気になってる人は

一度、初めて見ても良いのでは。

ハマれば楽しいですよ。

 

 

 

 

 

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