(2021年4月27日更新)
【イラストが売れないのはなぜ】に答えをくれた本
私は子供の頃からイラストを見るのも描くのも大好きです。
数年前からストックイラストをやっていることもあってイラストについての本は数多く読んでいます。
その中でも、群を抜いて勉強になったのがこの本です。
みんなのイラスト教室
●心に残ったところ
上記はストックイラストに限らずイラスト全般に言えることですが、この本を読んでから自分のイラストの魅力について深く深く考えました。
「絵のレベルを上げていきたいけどどうしたらいいかわからない」「絵はそこそこ描けているのに売れることに結びつかない」
みたいな人には道標となる素晴らしい本だと思います。
特に「中級 2時間目 イラストの知名度」と言うところを何度も何度も読みました。
一見、値段も安く、分厚くもなくそこまで深い内容の本には見えないのです。
ところが、例えば1+1=2のような数字では出すことのできない、イラストの魅力についての
正解のない疑問に答えらしきものを出してくれている・・・こんな本は他にはなかった。
私にとって本当に素晴らしい本でした。
特にイラストを作品として描いていきたい人におすすめです。
その他にも読んで良かったイラスト関連の本を何冊か紹介します。
① 絵はすぐに上手くならない デッサントレーニングの思考法
(絵が上手くなるための描き方、
考え方の本)
絵はすぐに上手くならない デッサン・トレーニングの思考法 [ 成冨 ミヲリ ]
●心に残ったところ
○イラストを何も見ずにささっと描けたらカッコいいし時短になりますよね。
私はこの本を読んでから、日々物の形をよく見るようになりました。
実際、形を仕組みごと覚えると描けるよになりますよ。例えば自転車とか・・・
○イラストを描く人をタイプ別に分けて「必要な能力のイラスト入りの説明」などの細かな分析もあり自分をタイプに当てはめるのも面白いですよ。
「必要な能力の説明」は今後、何に力を入れていけば良いかの参考にもなるのでは。
② 森本美由紀 ファッションイラストレーションの描き方
(ファッションイラストの描き方の本)
森本美由紀ファッションイラストレーションの描き方 線画をスタイリッシュに描くために [ 森本美由紀 ]
●心に残ったところ
○とにかくおしゃれなファッションイラストが満載で子供の頃から憧れていた「森本美由紀さん」のイラストの描き方が詰まっている本です。
「綺麗な女性を描きたいけどシルエットが上手くとれない。」なんて人におすすめです。
私は筆でイラストを描くことが多いのですが、それは「森本美由紀さん」のファッションイラストへの憧れから来ています。
私にとっては何度見ても見飽きない見ているだけでときめく本です。
③ お店のゆる文字
(筆ペンでの文字の書き方の本)
筆ペンで書く お店のゆる文字 欲しくなる、買いたくなる、気分があがる文字の書き方 [ 宇田川 一美 ]
○筆ペンで書いた文字をたくさん紹介している本です。お洒落で可愛い文字がたくさん用途に合わせて掲載されており見ていて楽しくなります。
私はイラストだけでなく筆で文字も書くのですが文字はバランスが難しく上手く描けない時に参考にしています。
④ 線一本から始める 伝わる絵の描き方
(イラストの基本的な描き方の本)
線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法 まったく新しいデッサンの教 [ OCHABI Institute ]
●心に残ったところ
○絵の描き方を細かくロジカルに説明している本です。といっても難しくはなく楽しく読みながら、説明通りに描いていくと絵を描くコツがだんだんわかってくる絵が苦手な人にも絵がそこそこ描けて、もっと上手くなりたい人にもおすすめの本です。
次の本は番外編です。
大好きな本なので紹介したかった。
チャイクロ
(お子さま向けの知育絵本のセット)
【送料無料】 あす楽対応 ポイント2倍 知育絵本 新装版 チャイクロ 全8巻
○何十年も前からあるロングセラーの知育絵本です。私が子どもの頃からあり実は今もボロボロになった状態で大切に持っています。
そのころと今とはだいぶ変わっているところもありカテゴリーが減ってしまっていたり(ちなみに写真は私が大好きだった「5おんがく」ですが、残念ながら今は無くなってしまったようです。)
独特の世界観があり私は今見ても本当に胸がキュンとなるほど感動します。
覚えてるページがたくさんあり思い出すとその世界へ吸い込まれてしばらくその世界を彷徨ってボーッとしています。
この本の素晴らしさについては美大の頃からの友人も同意見です。
絵心のある人にはぜひ一度見て欲しい本です。
まとめ
最後に紹介した「チャイクロ」の魅力は私にとって、最初に紹介した「みんなのイラスト教室」の「中級 2時間目 イラストの知名度」でのお話に通づるところがあります。
ただきれいな絵、上手な絵だけでは人の心は動かせないので、お金を出して買うこともありません。
私には、そういった心に残る絵本やイラストがたくさんあります。そのようなイラストが描けるようになりたいと思っています。それには本で得られる知識もいろいろ役に立ちます。
イラスト好きの独り言みたいになってしまいましたが、紹介した本は、どれもおすすめなので、イラスト描くにに疲れたときは読んでみてはいかがでしょうか^^