(2021年1月26日更新)
最初は100点
ストックイラストは一部の凄い人、需要にはまった人以外は数を多く登録しないと売れてきません。
100点ぐらいは登録してやっと反応が出てくるぐらいだと言われています。
でも100点と考えると気が遠くなりますね。
でも、コツがあるんです。
もちろんある程度は頑張らないといけませんが、無駄にしんどいことをする必要なないので時短できるところは時短しましょう。
少し変えて横展開
❶まずは基本の1枚を描きます。
基本が何パターンかあるのは、それで良いと思いますが
その次に「全然違うものを描く」さらに「また違うものを描く」それはお勧めできません。
100点に到達するのも結果が出るのも遅くなるからです。
イラストを買う人からすれば少しポーズが違う、色が違う事で惜しいけど使えないから買うのを見送ろうという事もあります。
なので
❷少し違うけど、必要そうなポーズや色は必ず作って登録。
【例えば】
- (嬉しくて)片手を上げている人物
- (嬉しくて)両手を上げている人物
【色なら】
- 赤い背景素材
- 青い背景素材
○人物の表情違いは、わりと簡単に展開できるので必ず作っておきましょう。喜んでる人と悲しんでる人のセットは良く売れる印象があります。
のような感じです。
これで点数が稼げます。
ただ、違う事で違う需要が見込めるかは考えた方がいいです。
ほんの少しだけ色が違うだけとかで点数を稼いでも、無駄な作業が増えるだけで売れることにはつながりません。
カテゴリーも横展開
もし、最初にカフェ店員さんのイラストを描いたなら
- 次はコンビニ店員さん、ファーストフードの店員さんのイラストを描く。
- 女性を描いたなら男性店員さん、年配の店員さんを描く。
- カフェやカフェの小道具のイラストを描く。
そういった感じで、関連性のあるものを描いていくと、あるていど描いたものが流用できたりするので数も増やしやすいです。
選ぶ人も「種類がいっぱいあって便利」となるので売れやすくなるということもあります。
数が増えればセットも増える
同じカテゴリーで数が増えてくればセット売りもおすすめです。
私はバラで描いて登録したものを、よくセットにして販売しますが、その時、足りないものや文字も描き足すので、描き足したものもまたバラで売ります。
そうすると、何を描くかあまり悩まなくても数を増やしていくことができます。
私の経験上、セットは高くは売れないけど安定してコンスタントに売れるので、とてもありがたいです。
タッチは揃えたほうがいい
タッチは揃えたほうがいいです。
自分のタッチを模索中であっても、同じタッチでまとまった数(できれば100点ぐらい)描いたほうがいいです。売れるかどうかのデータもある程度数を描かないとでてきません。
あと、タッチが揃ってると固定客(リピーター)が付きやすいです。
「この人のタッチが気にいったので、別のイラストもダウンロードしよ」
「まとめ買いのプランに入ってるから、この人のイラスト10点まとめ買いしておこう」
なんてことに、なりやすいということです。
楽しくなければ続かない
とはいえ
私の経験から、強く思うことがあります。
絵を描くのが好きで始める人が多いと思うのですが、ストックイラストで少し違ったものをたくさん作るとか、色違いをたくさん作るとかは登録の時間を増やし退屈な作業の時間を増やします。
楽しく続けるためには、好きなイラストを描くのも大事です。
しんどくて続かないなら好きなように描いていくので良いと思います。
ただ売れる事が目的なら、いろいろ研究しマニュアル化していくことに、楽しさを見出すところもあります。
どちらにしても
ヘトヘトになって「もう無理、30枚買いたけど、やーめた」とならないためには
楽しむ気持ちを忘れないことが大事
自分に合ったやり方を模索しながら、頑張りすぎない程度に頑張るのがストックイラストを続けていくコツではないかと思います。